彼女は存在しない - 浦賀和宏

彼女は存在しない (幻冬舎文庫)

平凡だが幸せな生活を謳歌していた香奈子の日常は、恋人・貴治がある日突然、何者かに殺されたのを契機に狂い始める…。同じ頃妹の度重なる異常行動を目撃し、多重人格の疑いを強めていた根本。次々と発生する凄惨な事件が香奈子と根本を結びつけていく。その出会いが意味したものは…。ミステリ界注目の、若き天才が到達した衝撃の新領域。

今年は本を一冊も読んでいないと少し前に書いたが実は正月読了した本がありました。それがこれ。
まさに叙述トリックというやつですな。ディープな話と結末だが嫌いではない。
ミステリーというよりはサイコホラーな雰囲気でした。
満足度:★★★★☆