妖奇切断譜 − 貫井徳郎

妖奇切断譜 (講談社文庫)

究極のばらばらトリック
九條・朱芳(すおう)シリーズ第2弾

戊辰戦争の傷跡癒えぬ東京で、美女ばかりを描いた錦絵が評判を呼んでいた。だが描かれた女がバラバラ死体で、それもなぜか稲荷で発見される事件が続発、町に恐怖が広がる。元公家の九條は捜査に乗り出すが、非道の犯行は止まらない。困惑した九條は病床の友人朱芳の頭脳に望みを託す。驚愕の結末が待つ傑作推理。

前作よりもさらに浅い話になってしまった。そもそも王政復古周辺の時代背景である必要がない!

満足度:★★☆☆☆