神のふたつの貌 - 貫井徳郎

神のふたつの貌 (文春文庫)

―神の声が聞きたい。牧師の息子に生まれ、一途に神の存在を求める少年・早乙女。彼が歩む神へと到る道は、同時におのれの手を血に染める殺人者への道だった。三幕の殺人劇の結末で明かされる驚愕の真相とは?巧緻な仕掛けを駆使し、“神の沈黙”という壮大なテーマに挑んだ、21世紀の「罪と罰」。

いやあまんまと引っかかりました。また○○トリックかよ!と言いたくなりましたが、テーマがテーマなのでまさにうってつけの仕掛けでした。貫井先生の作品は宗教に造詣が深いようですな。しんどいのでこの辺で・・・。
満足度:★★★★☆