負けに不思議の負けなし

野村元監督の「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」は素晴らしい名言だと思っていたが、実は剣術書『剣談』からの引用らしい。


本日、診断士試験の合格証書が届いた。


はっきり言って勢いで何とかしたようなものだ。
口述試験の参考にしようと色んな人のブログやSNSを見させてもらったが、皆さん受かるべくして受かったような方ばかりで、自分は本当に「運」だけだと痛感。
今回はたまたま受かったが10回やれば9回は落ちていたはず。


でも「勝因は運です」では話にならないので結果論だが書いておきたいと思う。


【勝ち要因】
 ・家族の理解
  とにかくこれ。
 ・弱みに敏感
  自分の弱点をビリビリと感じる能力。弱点から埋める学習を無意識に行っていたのかも。
 ・定石無視
  「○○メソッド」とか身につける余力はなかった。却ってそれがよかったのかも。
 
【負け要因】
 ・模試受けず
 ・過去問せず
 ・買った書籍は半分以上が手付かず
 ・2次前まで財務やらず
 ・仕事優先
  文字通り。「我武者羅」の言葉は自分の辞書にない。


2次直前のパックでT○Cの講座を受けたときに、鬼気迫る受験生方を見て自分の至らなさに焦燥感を覚えた。


最初の演習で18点の答案が返ってきて、あまりの無力さに怖気づいた。


1次も2次も、学習中から試験終了まで合格の手応えを感じたことは一度もなかった。


それが勝因、ということにさせてください。


というわけで、1年半に渡るお受験記録はこれでお終い。